米IT企業、「コロナ後」の働き方は? カギは「柔軟性」

有料記事Sunday World Economy

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米国で新型コロナの感染が落ち着き、オフィスの再開が広がるなか、米国のIT企業が「コロナ後」の働き方を模索している。リモートと対面の「ハイブリッド型」が主流だが、IT大手ではオフィスを拡大する動きも。キーワードは「柔軟性」だ。

いがらし・だいすけ 1974年生まれ。サンフランシスコ支局長。ツイッターアカウントは@dai_igarashi

 サンフランシスコ中心部にある、「ソーマ(SOMA)」地区。目抜き通りのマーケットストリートの南側(South of Market)から名付けられた地域には、ツイッターをはじめ、倉庫を改装した建物に多くのスタートアップ企業のオフィスがひしめく。

 2月、決済サービスのスター…

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