病院や原発への攻撃「戦争犯罪の可能性」 プーチン氏を逮捕できるか

有料記事ウクライナ侵略の深層

聞き手・佐藤達弥
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 ロシアが侵攻中のウクライナで、民間人の犠牲が急増しています。原子力発電所など核関連施設への攻撃や、学校・病院への無差別攻撃も相次いでいます。こうした行為の責任をどうすれば問えるのでしょうか。国際法が専門で、国連の国際法委員会の委員にも内定している浅田正彦・同志社大教授(京大名誉教授)に聞きました。

 ――そもそもウクライナにロシアが攻め入ったこと自体は、国際法上、どう考えるべきなのでしょうか。

 ロシアを含め、すべての国連加盟国に守る義務があるのが国連憲章です。憲章は、武力を行使したり、武力によって威嚇したりすることを慎まなければならないと定めています。

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 武力を使うことが認められう…

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