ロシアのラブロフ外相が中東カタールの衛星放送局アルジャジーラのインタビューで、第3次世界大戦が起これば、「核戦争以外にない」と述べた。ウクライナに侵攻したロシアに対し、バイデン米大統領が「選択肢は二つある」と、第3次世界大戦と大規模な制裁を挙げたことに反発した。ロシア外務省が2日、インタビューの内容をサイトで公開した。
ラブロフ氏は、第3次大戦の瀬戸際にあるのかと問われ、「バイデン氏に聞くしかない。(バイデン氏が)第3次大戦は核戦争以外ないことを理解していないはずはない」と警告した。
ウクライナ侵攻の理由については、「1990年代初めのソ連崩壊の時期にさかのぼる。北大西洋条約機構(NATO)は東方拡大しないと約束した」と従来の主張を繰り返した。
「核戦争」に言及する狙いとは
欧米の厳しい経済制裁につい…
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