核共有「超党派で議論を」 維新・松井代表が首相発言を批判
岸田文雄首相が、米国の核兵器を自国に配備して共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核共有)」について「政府として議論することは考えていない」と述べたことについて、日本維新の会の松井一郎代表は2日、「おかしい。超党派で議論し、国民に判断してもらえばいい」と批判した。記者団の取材に応じた。
松井氏はロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、「他国への侵略はどんな理由があってもだめだが、侵略をされないためにどうしていくべきかは議論するべきだ」として、日本の非核三原則の見直しと核共有について議論を始めるよう主張。「本来は自民党(政調会長)の高市(早苗)さんが旗を振り、日本の安全保障のあるべき姿を協議するテーブルを設けるべきだ」とした。
松井氏は自民党が掲げる憲法…
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- 【視点】
非核三原則を見直す議論をすべきだというのは、日本が半世紀以上にわたる基本政策として核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」としてきた三つのNOのどれかまたは全部をYESにする議論をすべきだということだ。非核三原則を保ちつつ、米国の核の傘も
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