リニアのPR看板、亀山高生がデザイン 三重
山本知弘
「リニアで通勤通学ができるってよ。」「夢の超特急、到来。」――。目をひく文字とイラストで三重県内のリニア中央新幹線開業をPRする3種類の看板デザインを、県立亀山高校システムメディア科の3年生3人が描いた。3月から県内各地の高速道路サービスエリアなどに登場する。
亀山市内が駅候補地に想定されており、県が高校に協力を呼びかけた。描いたのは、いずれも18歳の桜井信太郎さん、藤田大翔さん、森本汐音さん。昨年9月から構想を練り、パソコンで仕上げたという。
3人は17日、県庁で一見勝之知事に作品を披露した。「亀山▽東京60分」などの文字を添えてリニア車両が看板から飛び出す作品を描いた森本さんは「未来がすぐ近くに来ていることを伝えられたら」と構図の狙いを説明した。県は今後のイベントなどでも作品を活用するという。