ロシア、黒海で軍事演習を開始 ミサイル艦など30隻以上参加

有料記事ウクライナ情勢

モスクワ=中川仁樹
[PR]

 ロシア国防省は12日、黒海でロシア海軍が軍事演習を始めたと発表した。ロシアはウクライナ東部の国境付近や北側のベラルーシで兵力を増強しており、ウクライナ南部に面した黒海での演習も絡めて、ウクライナや欧米への圧力を強める狙いがあるとみられる。

 黒海艦隊によると、演習にはフリゲート艦や小型ミサイル艦など30隻以上の軍艦が参加する。今月上旬には、上陸作戦に使われるバルト艦隊や北方艦隊の大型揚陸艦も黒海に入った。

 演習の目的は、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島沿岸にある海軍の拠点や、通信や経済のインフラを軍事的脅威から防衛することだとしている。ミサイルや砲撃、爆弾など様々な手段で目標を攻撃するという。

 ロシアは今年1月、黒海のほ…

この記事は有料記事です。残り234文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]