羽生結弦の4回転半「今までで一番の出来」 3年半待った恩師が語る
「よくやった。そう思いませんか?」
北京オリンピック(五輪)のフィギュアスケート男子フリーで前人未到のクワッドアクセル(4回転半)に挑んだ羽生結弦(27)について、恩師の都築章一郎さん(84)はこう言った。
◇
緊張はしていたと思いますけれど、演技前は「やってやろう」という顔をしていました。
4回転半は今まで跳んだ中で一番良い出来だったと思います。昨年12月の全日本選手権では、体重がもう少し乗れば、回転の勢いがさらについたのではないかと感じましたが、その時よりも良い回転をしていました。(着氷は)紙一重でしたね。
結果論ですが、4回転半のあ…
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- 【視点】
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