体調悪いのに出勤→クラスター多発 企業などに業務見直し要求 岐阜
高木文子 松永佳伸
新型コロナウイルスのオミクロン株による「感染爆発」に備え、岐阜県は11日、緊急対策を発表した。現在の感染状況を「もはや日常レベルではない」として、もし働き手が感染して職場を休んでも病院や福祉施設、企業や学校などが機能できるように、事業継続計画(BCP)を見直してほしいと呼びかけた。
会食は「4人までで2時間以内」とするよう呼びかけた。11日から継続予定だった県内旅行の割引「ほっと一息、ぎふの旅」は延期するほか、「Go To イート」キャンペーンの停止も国に求める。
まん延防止等重点措置が適用されるなど感染が広がる地域への旅行や出張を控え、行き来しても日帰りとし、出発前と帰宅時に検査を受けるよう呼びかけた。
県は「自宅療養ゼロ」を堅持するため、軽症者らを受け入れる宿泊療養施設を近く360床増やし、病床や宿泊施設などを約3千床とする。ただ、宿泊療養施設の使用率が8割以上になれば「自宅療養」に切り替えられるよう、準備する。
独自の非常事態宣言の検討も
11日にあった県の対策本部…
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