女子は仙台育英が2年ぶり5度目の優勝 1区から独走 全国高校駅伝
全国高校駅伝女子は26日、たけびしスタジアム京都発着の5区間計21・0975キロのコースで行われ、仙台育英(宮城)が1時間7分16秒で2年ぶり、全国最多5度目の優勝を果たした。
1区(6キロ)でエースの米沢奈々香(3年)がスタートしてすぐに飛び出し、19分15秒の区間賞。2位に30秒差をつけると、2区(4・0975キロ)の杉森心音(2年)、3区(3キロ)の山中菜摘(3年)も区間賞の快走。前半に主力3人を並べるオーダー編成で、先行逃げ切りに成功した。
仙台育英の釜石慶太監督は「1~3区の主力がいい流れを作ってくれた。東日本大震災から10年の節目、みなさんに支えられて感謝しています」とインタビューで語った。
仙台育英に並ぶ優勝候補と見られた神村学園(鹿児島)は1区で17位と出遅れ、終盤に追い上げたが、3位に終わった。2位は大阪薫英女学院。アンカー水本佳菜(2年)が最後のトラックで神村学園を抜く力走だった。(記録は速報値)