今季のサッカーシーンを締めくくる天皇杯全日本選手権の決勝が19日(午後2時開始)、東京・国立競技場で行われる。対戦するのは、3年ぶりの優勝を狙う浦和レッズと、初優勝をめざす大分トリニータ。日本一を決めるタイトルの行方だけでなく、例年とは違う視線で大一番を見守る関係者たちもいる。
注目が集まるのが、天皇杯優勝チームに与えられるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権だ。日本サッカー協会によると、来季J2に降格する大分が勝ち取った場合、J2クラブによるACL参戦は2006年の東京ヴェルディ以来2例目となる。
異例の挑戦が実現するかもしれないわけだが、あるリーグ関係者は「もう、てんてこ舞いですよ」と話す。
理由は、来季のリーグ日程や…