立憲民主党の代表選(30日投開票)に立候補した逢坂誠二氏(62)は朝日新聞のインタビューに応じ、枝野幸男代表が共産党と結んだ「限定的な閣外からの協力」とする政権枠組みの合意について、「衆院選が終わればリセットではないか」と述べ、白紙になるとの認識を示した。代表選では、来夏の参院選に向けて共産党との協力関係をどう見直すのかが焦点となっている。
逢坂氏はインタビューで「限定的な閣外からの協力」の合意を白紙に戻すのかとの質問に、「あれは今回の衆院選に向けたものだろう。パーマネント(永続する)なものではないと認識している。そうだとするなら、衆院選が終わったら、リセットがかかるのではないかと思う」と述べた。
19日にあった共同記者会見では、参院選に向けて「野党共闘」路線を継続するかを問われ、逢坂氏は「今回の衆院選で(与野党の候補者が)1対1の構造を作れたところは、それなりの成果があった。(参院選の)1人区において、野党がたくさん出たら間違いなく不利だ。1対1の構造を作っていくのが当たり前だ。ただ、地域によって事情は様々違う。全部同じような方式で何かをやることは決めがたい」などと語っていた。
逢坂氏は、党内最大グループ…