サイバー攻撃、「日米やクアッドで対応を」 中国など念頭に米高官

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小野甲太郎
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 来日中のアン・ニューバーガー米国家安全保障担当副補佐官(サイバー・先端技術担当)が17日、東京都内で記者会見を開いた。中国などを念頭に、増大するサイバー攻撃の脅威には、日米や日米豪印4カ国(クアッド)などの枠組みで対応すべきだと強調した。

 ニューバーガー氏は15日に来日。日本の安全保障や経済関連の省庁関係者、産業界や民間企業の担当者らと安全保障や情報共有の強化、新技術について意見交換したという。

 ニューバーガー氏は会見で、5月にあった米石油パイプラインへのサイバー攻撃を例に「サイバー空間は私たちの経済活動と国家安全保障の中核だ。増大する脅威に対応するレジリエンス(回復力)の向上が求められている」と指摘。民間企業も含めた国際協調を深めていくべきだと述べた。

 また、ハッカー集団によるラ…

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