大谷翔平が会見、振り返る1年「パワー勝負をトップレベルでできた」
坂名信行
投打の「二刀流」で歴史的な活躍を見せた大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)が15日、東京都内で記者会見を開き、今年1年を振り返った。
大リーグ4年目の今季、大谷選手は打者で両リーグ3位の46本塁打、投手でチームトップの9勝を挙げた。7月のオールスターゲームでは、史上初の投打で同時出場を果たした。「パワー勝負をトップレベルでできてうれしかった。できるんだなと実感した」
一方で、チームはポストシーズンに進めなかった。「勝ちがなかなかつきませんし、メジャーに来て一番というぐらい精神的にきついのは後半だった。ただ、落ち込むことも含めていい1年だった」と語った。
今季はすでに選手間投票による年間最優秀賞や、コミッショナーの特別表彰などを次々と受けている。18日(日本時間19日)には、最も名誉とされる全米野球記者協会の担当記者の投票によるリーグ最優秀選手の発表があり、大谷選手はア・リーグの有力候補だ。