落選の辻元清美氏「維新の突風吹いた。立憲の主張、明確でなかった」

浅沼愛
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 立憲民主党大阪府連の常任幹事会が13日に大阪市内で開かれ、10月の衆院選で落選した辻元清美氏が府連代表の辞任を表明した。20日の府連の臨時大会で、代表ら新役員を決める。

 立憲は、衆院選で府内13選挙区に公認候補を擁立したが、選挙区では全員が落選し、森山浩行氏だけが比例近畿ブロックで復活当選した。辻元氏や平野博文氏は選挙区で日本維新の会の候補に敗れ、比例復活もできずに、議席を失った。

 辻元氏は幹事会後、記者団に「維新の突風のような風が吹いた。立憲民主党の立ち位置、主張が明確ではなかった」と敗因を分析。「野党第1党なので、政権交代を目指して自公政権と対峙(たいじ)しなければならないが、大阪では第1党の維新と対峙する非常に難しい選挙だった」とも語った。

 今後については「一党員として府連を支えていく。(府連は)地方議員を増やさなければいけない。地域でがんばる人たちを増やし、日ごろの活動を強化することが大事だ」と語った。(浅沼愛)

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