新幹線や特急のグリーン車料金を値上げへ JR東、来春から
小川崇
JR東日本は26日、新幹線や特急列車のグリーン車料金を来春から引き上げると発表した。乗車区間ごとに改定し、最大で1410円の値上げとなる。
改定は、東北・山形・秋田・上越・北陸の各新幹線や在来線特急列車のグリーン車のほか、新幹線の最上級席「グランクラス」などが対象。同社によると、コロナ禍前の2019年と比べ、グリーン車の乗車率は3割ほどにとどまっており、落ち込んだ営業収益の改善を目指すという。
料金は100キロごとに設定しており、値上げ幅は250~1410円。例えば、東京―宇都宮間(約109キロ)の場合は700円増、東京―新青森間(約713キロ)では1360円増となる。改定は、JR他社の水準に合わせたという。