岸田首相が再度の静岡入り 枝野・玉木両氏は連合会長と 参院補選

2021衆院選国民自民

楢崎貴司 鬼原民幸
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 岸田政権になって初めての国政選挙となる参院静岡選挙区(24日投開票)の補欠選挙で、与野党の幹部が続々と応援入りしている。自民党公認の新顔と、立憲民主、国民民主両党推薦の無所属新顔が争う構図となっており、31日投開票の衆院選の前哨戦として力を入れている。

 与党は、岸田文雄首相が7日の補選告示日の静岡市に続いて、21日にも浜松市に応援に入った。首相は街頭演説で「ぜひ先陣を切ってもらうために頑張ってもらわないといけない」などと支持を呼びかけた。

 衆院選公示の19日には、自民の甘利明幹事長も応援に入った。衆院選候補者の第一声など複数箇所に補選の候補とともに参加し、「衆参セット」での支持を訴えている。

 一方、立憲の枝野幸男代表、国民民主の玉木雄一郎代表は22日、連合の芳野友子会長と静岡市内で街頭演説をした。3者のそろい踏みは、今月、芳野氏が会長に就任してから初めてだ。

 補選には立憲が衆院選で協力する共産党も新顔を擁立している。枝野氏は当初、応援入りする予定はなかったが、「激戦だから3人そろって応援に来た。政治を変える受け皿が静岡にはある。一緒に日本を変えよう」と演説で訴えた。(楢崎貴司、鬼原民幸

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