山本太郎氏「東京8区どう? 立憲からだ」 立候補表明の事情訴える
れいわ新選組の山本太郎代表は11日夜、横浜市内の街頭演説で、次期衆院選で東京8区からは立候補しない考えを表明した。東京8区での立候補は8日に発表したばかり。野党共闘を呼びかける「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)の地元組織などの反発を受けて撤回に追い込まれた。
「山本太郎、東京8区からは出ません。降ります」
山本氏は街頭演説の冒頭でそう宣言した。代わりにどの選挙区からの立候補を模索するのかなど、今後の方針については何も語らなかった。
東京8区には立憲民主、共産両党が候補を擁立。地元では、立憲候補に一本化する方向で調整が進んでいた。山本氏の突然の参戦表明に、10日には約100人が集まる抗議集会が開かれ、「積み上げてほぼ決まりかけていたのに。後出しジャンケンで納得できない」といった批判が出ていた。
■「混乱のまま選挙は無理」…