11日の代表質問詳報 立憲・辻元清美氏と岸田首相

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 11日の衆院本会議の代表質問での、立憲民主党辻元清美副代表と岸田文雄首相との主なやりとりは以下の通り。

 【自民党甘利明幹事長の「政治とカネ」問題】

 立憲・辻元清美氏 首相は甘利幹事長を任命するにあたり、(弁護士が取りまとめた)調査報告書を確認したのか。甘利氏に対して、政治倫理審査会で説明するように指示すべきだ。

 岸田文雄首相 私自身は調査報告書を見ていないが、政治資金の取り扱いについては、法令にのっとって行わなければならない。説明責任のあり方については、政治家自身が自ら判断すべきもの。政治倫理審査会で説明を求めるかどうかは国会で決めることで、申し上げることは控える。

 【河井夫妻】

 辻元氏 自民党広島県連は、河井克行・案里夫妻の買収事件の自民党の調査について再調査を求めた。

 首相 河井夫妻側が作成した収支報告書について、党の公認会計士、税理士が党の内規に照らして監査し、領収書などの必要書類を添付した上で、法令に基づき、広島県選挙管理委員会および総務省に提出している。甘利幹事長も、前執行部による説明を了とし、私も総裁として、その説明を了とした。

 【森友学園問題】

 辻元氏 森友学園の公文書改ざん問題で自殺した赤木俊夫さんの妻が首相に手紙を出した。手紙は読んだか。返事はするのか。どう受け止めたか。

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 首相 手紙は読んだ。内容に…

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