2位からの逆転あり、総裁選の決選投票 実施なら初の「地方票」反映

[PR]

 菅義偉首相の後任を選ぶ自民党総裁選は29日午後、東京都内のホテルで投開票され、新総裁が選出される。同日午前、同党の47都道府県連では、約110万人の党員・党友が投じる「地方票」の開票作業が進む。新総裁は、10月4日に召集される臨時国会での首相指名選挙を経て、第100代首相に選出される。

     ◇

 自民党総裁選は過去4回、決選投票となった。うち2回は第1回投票で2位だった候補が逆転した。

ここから続き

 初の決選投票になった195…

この記事は有料記事です。残り670文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    林尚行
    (朝日新聞GE補佐=政治、経済、政策)
    2021年9月29日13時27分 投稿
    【視点】

    2012年の総裁選を自民党キャップとして取材しました。谷垣総裁のまさかの不出馬に始まり、5人が乱立した総裁選。1回目の投票では、地方票で2位、議員票で2位だった安倍さんが決選投票を制し、その後の政権奪還を経て長期政権を実現しました。

    …続きを読む