運転士と車掌からアルコール検知 山陽新幹線が運休 「飲んでない」

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 JR西日本は27日、山陽新幹線の新岩国発新大阪行きのこだま838号を、新岩国―広島間で運休したと発表した。新岩国駅(山口県岩国市)から乗務予定だった60代の男性運転士と30代の女性車掌の呼気から、出勤時の検査で基準値を超えるアルコールが検知され、乗務員を交代させる手配をしたためという。

 同社によると、運転士と車掌は26日、新岩国駅構内の宿泊所に泊まった。2人とも「飲酒はしていない」と説明しているという。

 こだま838号は午前6時38分に新岩国駅を出発する予定で、乗車するはずだった客は後続のひかり590号に乗った。こだま838号は午前7時7分に14分遅れで広島駅を出発した。

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