河野氏、選択的夫婦別姓と同性婚「いずれも賛成」 総裁選の争点に?
坂本純也
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明している河野太郎行政改革相は16日の報道各社のインタビューで、選択的夫婦別姓と同性婚について「いずれも賛成だ」と述べた。選択的夫婦別姓と同性婚については党内で慎重な意見が多く、総裁選での争点になりそうだ。
そのうえで河野氏は、同性婚制度について「これは憲法上の問題をどうするのかというところは当然ある」と指摘。「こうした価値観が問われる問題は、国会で党議拘束を(かけるのは)やめて、広く議論をいただくのがいい」との考えを示した。
女性議員をどう増やすかについては、「自由民主党でも少しずつ女性議員を増やしていく努力をしていきたい。女性が手を挙げられる環境をつくるのが大事だ」と話した。ただ、候補者や議席の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」には否定的で、「今の段階で一気に数字でクオータを決めるのがいいのか、私は疑問を持っている」と話した。(坂本純也)
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