【東京】新型コロナウイルスの影響で打撃をうける店舗を支援しようと、新宿区は、地元の飲食店や小売店でキャッシュレス決済を使うと、ポイントがつくキャンペーンを始めた。

　区によると、ポスターかステッカーが貼ってある区内の約9千店舗が対象。楽天ペイやd払いなどのキャッシュレス決済を使うと、1回あたり3千ポイント、期間中1万ポイントを上限に、最大で購入額の25%のポイントが還元される。期間は30日までで、予算6億円がなくなり次第終了となる。

　また、区はキャンペーン第2弾として、区内在住者向けに区内の約1千店舗で使えるプレミアム商品券を発行する。1枚500円の商品券が25枚つづりで、1万2500円分を1万円で購入できる。

　発行冊数は5万冊で、なくなり次第終了となる。申し込みは区役所や区の特別出張所、区内の郵便局で受け付けており、申込期間は6～30日。区の担当者は「密にならない範囲で、日常の買い物を地元でしてもらえたら」と話している。（武田啓亮）