「市場の駅 セボン・チ・マルシェ」オープン

神谷裕司
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 宮崎県都城市公設地方卸売市場(志比田町)内に、飲食店や食料品販売店など18店が入った「市場の駅 セボン・チ・マルシェ」がオープンした。

 市によると、市場関係者向けに1980年、「関連商品売場(うりば)棟」が建設され、2010年からは「市場の駅」として一般にも開放された。建物が老朽化したため、市場内の隣接地に18年度から新施設を整備。今年3月に完成し、8月に全18店舗(既存15店、新規3店)の入店が完了した。旧棟は取り壊された。

 新施設は鉄骨平屋建て約1200平方メートルで、建築工事費約3億6千万円。「セボン」はフランス語で「おいしい」という意味で、「セボン・チ」には都城「盆地」をかけて、おいしいものが集まるという意味を込めたという。

 うどんや辛麺(からめん)などの飲食店、喫茶店、鶏肉や漬物などの食料品販売店が出店している。営業時間や休日は店舗によって異なる。(神谷裕司)

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