東京都のコロナ病床、新たに150床確保へ 重症病床も上積み見通し

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池上桃子
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 改正感染症法に基づく新型コロナウイルス病床の確保要請をめぐり、東京都は2日、新たに約150床を確保できる見通しを明らかにした。都が確保するコロナ入院患者用の病床は、現在の5967床から6117床に増えることになる。要請の目安としていた7千床には届かないが、まだ回答が届いていない医療機関もあり、都はさらに協力を呼びかける。

 1日時点での速報値として、都が2日にあったコロナ対応のモニタリング会議で明らかにした。392床確保している重症病床については、465床まで上積みできる見通しという。

 改正感染症法16条の2に基づく要請は厚生労働省と都が8月23日付で、都内約650の病院、約1万3500の診療所、医師や看護師らの養成機関約80施設を対象に出した。すでにコロナ患者の入院を受け入れている場合はさらなる病床確保を求め、それ以外の病院や診療所などには、宿泊療養施設や酸素ステーションといった施設への医師や看護師の人材派遣を要請していた。

 都は要請を受け入れるか否か…

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