釜石線に帰ってきたSL銀河 整備を終えて1年ぶり運行
成田認
【岩手】蒸気機関車「SL銀河」が21日、定期点検整備を終え、約1年ぶりに運転を再開した。
復興支援や地域活性化を目的に2014年4月からJR釜石線の花巻―釜石間で運行してきたSL銀河。21日の再開初日は「SL銀河東北DC結び号」として、回送区間の盛岡―花巻間も走った。出発時刻の午前8時、盛岡駅に力強い汽笛が響き、勢いよく煙をはきながら花巻、釜石に向かって出発した。
SL銀河は12月5日まで土日に運行する。客車は4両、定員は176人で全車指定席。乗車券のほか指定席券が必要となる。22日は釜石発で花巻着。28日から土曜が花巻発で釜石着、日曜が釜石発で花巻着。