漫才論争に答え M-1王者マヂラブ本気で狙うもの  

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篠塚健一
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 昨年のM―1グランプリで、5081組の頂点に立った。直後からSNSで渦巻いたのは批判の嵐だった。「漫才じゃない」「コントだ」……。揺れる電車をテーマに、野田クリスタル(34)が派手に床を転げ回り、村上(36)が実況風に突っ込む。渾身(こんしん)のネタだった「つり革」への評価は分かれた。

漫才早見表を作り上げる

 「ヤボだけど、そんなに言われるんなら仕方ない。芸人から見たら漫才。でも漫才じゃないものに見えた。絶妙なラインだったのかも」と野田はいう。そもそもサンドウィッチマンや和牛のように、コント色のある漫才をするコンビは多い。ならばと、漫才の境界線を探る企画に取り組み、漫才のタイプを細かく分類する早見表を作り上げた。

 転んでもタダでは起きない…

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