「緊張感?変わんなかったです」金の西矢椛、競技中にラスカルの話も
東京オリンピック(五輪)第4日の26日、スケートボード女子ストリートの西矢椛(もみじ)(13)が金メダルを獲得した。13歳10カ月26日でのメダル獲得は日本代表史上最年少。競技後のインタビューは次の通り。
「うれしいです」
――こみあげてくるものがあったか。
「はい」
――決勝のトリック、2回失敗の後、素晴らしい演技でした。
「途中まではもう勝てないと思っていたけど、まわりの人が励まして、いけるよって言ってくれて、乗れてうれしかったです」
――中山選手と何を話していましたか。
「ラスカルの話していました」
――スケボーの話じゃないのか。
「全然違います」
――オリンピックの緊張感は。
「そんな変わんなかったです」
――いつもどおりだったか。
「最初はそんなだったけど、後半は出来たと思います」
――途中から気持ちが変わったことはあるか。
「そうですね」
――どんなふうに変わったか。
「やっぱ、他の人も応援してくれているから、最後まで諦めずにやろうと変わってきました」
――今日1日、楽しそうに滑る。
「ありがとうございます」
――何を考えているのか。
「みんな、オーとか言ってくれるから、それが楽しいから、やっぱ笑顔で」
――13歳で金メダリストになった。
「最新(最年少)記録だと思うんですよ、金メダル。だから、それがうれしいです」