バスケ女子Wリーグ会長に映画監督の河瀬直美さん就任へ

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 女子バスケットボールの国内最高峰Wリーグの新会長に、映画監督の河瀬直美さん(52)が就任することが3日、分かった。4日の理事会をへて、正式に決まる。任期は2年。2015年から務めてきた斎藤聖美会長(70)は任期満了での退任となる。

 河瀬さんは奈良市出身。1997年に「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞。2007年には「殯(もがり)の森」が、同映画祭の最高賞パルムドールに次ぐグランプリ(審査員特別賞)に輝いた。18年10月には東京オリンピック(五輪)の公式記録映画の監督に就任した。中学、高校時代にはバスケットに打ち込み、国体のメンバーに選ばれた経歴を持つ。

 Wリーグは、知名度の高い河瀬さんを会長に起用することでリーグの活性化を図りたい考えだ。

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