ファイザー製ワクチン、12~15歳も容認へ 厚労省
市野塊
16歳以上を対象としているファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省は、12~15歳も認める方針を固めた。現在は5日間としている解凍後の冷蔵保存期間は1カ月に延ばす。田村憲久・厚生労働相が25日の閣議後会見で、28日に開く専門家の部会で協議すると表明した。いずれの対応も米国など海外ではすでに認められている。
対象年齢についてファイザー社は、米国での新たな臨床試験(治験)で12~15歳でも有効性が確認できたとし、厚労省にデータを提出していた。
冷蔵保存期間についてもファイザー社は、現在の5日から1カ月に延ばしても問題ないと厚労省に連絡していた。冷蔵保存できる期間が長くなれば輸送しやすくなるほか、接種時に余って廃棄するワクチンが減るとみられ、25日に開く自治体説明会で厚労省が説明する。
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