有森裕子さんが聖火リレー辞退 東京からの移動に懸念

吉川喬

 岡山県内で19、20両日にある東京五輪の聖火リレーで、女子マラソンの五輪メダリストで岡山市出身の有森裕子さん(54)が参加を辞退した。県が17日発表した。東京からの移動に懸念を示し、「県民に不安を与えてはいけない」と、12日に辞退する意向を県に伝えてきたという。

 県は新型コロナウイルス感染の急拡大を受けて、公道でのリレー中止を決め、岡山市の岡山城下の段などで代替イベントを無観客で行う方針。

 有森さんは1992年バルセロナ五輪の女子マラソンで銀、96年アトランタ五輪で銅メダルを獲得。当初は19日に岡山市内を走る予定だった…

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この記事を書いた人
吉川喬
ネットワーク報道本部|大坂駐在・大阪府庁担当
専門・関心分野
食、農業、漁業、地方行政