大阪の累計コロナ死者、東京上回る 「第4波」で急増

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 新型コロナウイルスの死者が急増している大阪府は16日、新たに15人の死者が確認されたと発表した。計1958人となり、東京都の1951人を上回った。死者数が東京都を抜くのは今年2月3日以来となる。

 人口規模では、東京都の人口約1396万人に対して、大阪府は6割強の881万人にとどまるが、感染の急拡大に合わせて、死者が急増している。5月11日には最多となる55人が確認された。府が毎日発表する死者には、前日以前に死亡した人も含まれている。

 朝日新聞の集計では、大阪府が「第4波」とする3月以降、府内の死者数は全国の2割超を占め、4月以降では3割を超えている。

 府は死者増加の要因に、感染者の急増を挙げる。府の4月13日~5月2日の20日間で、1日あたりの新規感染者数は4月19、26日を除き、1千人を上回った。感染者数に占める死者数の割合(死亡率)は第4波は1・0%で、第3波の2・6%より低いが、感染者数の急増に伴い死者数が増える結果になっているという。

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