聖火リレーのルート、コロナ対策で急きょ変更に 大分

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 東京五輪聖火リレーで、大会組織委員会は24日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、この日到着式がある大分市の「祝祭の広場」に向かう公道約540メートルでランナーが走ることを取りやめ、ルートを短縮した。大分県実行委員会によると、聖火リレーの当日のルート変更は初めてという。

 区間は祝祭の広場までの直線で、県実行委が歩道が狭いことから密集が起きやすいと判断した。走る予定だった6人は、それまでの区間でそれぞれのランナーの距離を短くして走った。

 到着式は予定通り実施された。聖火はいったんランタンに移して祝祭の広場に運び、3人のランナーが広場を走った。会場は密集防止のために外周を高さ3メートルの幕で囲んだ。

 大分県内では24日、3日連続で新型コロナウイルスの感染者が過去最多を更新した。

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