聖火リレーの関連行事縮小へ クラスター発生受け日向市

神崎卓征
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 【宮崎】日向市は14日、新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が発生し、日向・東臼杵圏域が「感染急増地域」に指定されたことを受け、25日に実施予定だった東京五輪聖火リレーのミニセレブレーションを縮小すると発表した。

 中止となるのはアフリカ太鼓、天翔獅子、ひょっとこ踊りなどの催し。募集していた一般観覧も中止を決めた。聖火リレーは通常通り実施するが、市は密集が予想される沿道での観覧ではなく、インターネットの中継を見るよう求めた。

 河野俊嗣知事も県内で実施される東京五輪の聖火リレーについて、可能な限りインターネット中継で見て欲しいと定例記者会見で呼びかけた。今後の感染状況を見ながら、規制も判断するとした。知事は「人が集まるリスクがどれだけ高いのか、今後の感染状況を見ながら慎重に判断したい」と述べた。(神崎卓征)

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