LGBT「打ち明けやすい親でありたい」 小泉環境相
小泉進次郎環境相は24日の参院予算委員会で、同性婚について「賛成する」と語った。政府は「同性婚を認めるべきか否かは、我が国の家族の在り方の根幹に関わる問題で極めて慎重な検討を要する」との立場をとっており、閣僚が同性婚賛成を明言するのは異例。
同性愛者であることを公表している立憲民主党の石川大我氏が「小泉大臣は育児休暇を取得するなど先進的だ。(子どもの)性的指向が同性だった場合、どう思うか」と質問した。
小泉氏は「打ち明けやすい親でありたいし、そういう社会を実現するために政治家として全力を尽くしたい」と答えた。
石川氏は「そのためには同性婚が必要ではないか」と質問。野党が提出した同性婚を認める民法改正案を踏まえ、小泉氏は「法案を詳細に把握していないので賛否は明らかにできないが、一般論として同性婚には賛成だ」と述べた。