「特別な春」本命は? センバツ大会注目の投手と打者

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山口裕起
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【朝日新聞ポッドキャスト】音でよみがえる甲子園⑭ センバツ直前予想

 特別な春となる。

 今年の抽選会は新型コロナウイルスの影響で32校の主将が自校からオンラインで参加。抽選方法も簡素化され、同じ県から2校ずつ出場する宮城、奈良、兵庫の各県以外の学校はフリー抽選となった。このため、これまでは準々決勝まで避けられていた同じ地区同士の対決が1回戦から実現する。

いよいよ3月19日に春の甲子園が開幕! 高校野球の取材を担当するスポーツ部の山口裕起記者が、大会の見どころと注目選手についてポッドキャストで語ります。

Apple PodcastやSpotifyで、大会期間中は毎日配信しています。音声プレーヤーの右上にある「i」の右上にあるボタン(購読)でリンクが表示されます。

 注目は昨秋の近畿大会決勝と同じ顔合わせとなった智弁学園(奈良)―大阪桐蔭。対戦が決まった瞬間は、両主将とも苦笑いを浮かべた。近畿大会で7―3で勝った智弁学園の選手たちは「勝ったのがまぐれではないと証明したい」と口をそろえ、3年ぶりの選抜優勝を狙う大阪桐蔭は静かに雪辱に燃える。智弁学園は西村王雅、小畠一心、大阪桐蔭には松浦慶斗と関戸康介と、それぞれ左右の二枚看板を擁し、打線もスイングが鋭い。投打にレベルが高く、この勝者が優勝に近づくだろう。

 ただ、本命に挙げたいのは東…

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