【詳報】500万献金と首相長男接待 20年来の点と線
菅義偉首相が17日、衆院予算委員会の集中審議で論戦に臨みました。この日ワクチンの接種が始まった新型コロナウイルス対応や、首相の長男らによる総務省幹部への接待問題、女性蔑視発言をした東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の後任人事などをめぐり、野党の質問や追及にどう説明したのか。タイムラインで詳報し、記者が解説します。
08:50
与党、菅首相の長男らの参考人招致を拒否
衆院予算委員会に先立ち、同委理事会が開かれた。野党側は、菅義偉首相の長男らによる総務省幹部への接待問題で、長男らの参考人招致を改めて要求した。
しかし、与党側は長男が「私人」であることを理由に、この日も拒否した。
09:00
集中審議はじまる
衆院予算委員会の集中審議が第1委員室で始まった。
冒頭、新年度予算案採決の前提となる公聴会を24日に開くことが決まった。
続いて、菅義偉首相の長男らから接待を受けていた総務省幹部が政府参考人として出席することが決まった。秋本芳徳・情報流通行政局長と、湯本博信・同局官房審議官が出席する。
菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」による総務省幹部の接待問題。この日の論戦では会社幹部から首相への献金500万円など新たな事実が掘り起こされました。
09:05
「古代五輪の後、疫病を乗り越えた」茂木外相
「第1回の古代五輪を開催し…