北海道新幹線スピードアップ 青函トンネルで210キロ
阿部浩明
JR北海道はこの年末年始に、本州と北海道を結ぶ青函トンネル内で、北海道新幹線の最高速度を時速210キロに引き上げて走行した。現行の時速160キロを50キロも上回る速度での営業運転は初めてだ。
高速走行をしたのは12月31日から1月4日までの5日間。貨物列車とすれ違わない時間帯に、上下あわせて63本で実施した。計画では1日14本の予定だったが、初日にトンネル内の確認で誤って異常を検知したため、下り7本は従来の時速160キロで走った。
北海道新幹線は一昨年3月のダイヤ改定でトンネル内の最高速度を140キロから160キロに引き上げた。これにより東京―新函館北斗間を4分短縮し、最短3時間58分と「4時間切り」を果たした。
しかし、トンネル内でのそれ…
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