コロナ禍にジム通いは罪なのか…韓国で制限、業界猛反発

ソウル=神谷毅
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 韓国で、新型コロナウイルスの防疫のために政府や自治体から営業の制限や中断を強いられた業界からの反発が強まり、デモが相次いでいる。

 フィットネスクラブなどでつくる業界団体は5日、ソウルにある与党「共に民主党」ビルの前で「生存権の補償を」などと訴える集会を開いた。高さ約2メートル、幅約1メートルの鉄製のおりの模型の中に入り、「罪名・室内体育施設」などと書かれた囚人服を着て、営業停止措置の撤回などを訴えた。

 ネットカフェなどを経営する人たちは同日、「防疫のために営業の制限や中断を強いられるのに十分な補償がなく、自営業の財産権など基本的な権利が侵害されている」として憲法裁判所に提訴した。

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