記録ずくめの1年生は箱根も驚かせるか 順大・三浦龍司

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辻隆徳
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2021年の箱根駅伝は、1年生が熱い。例年、「スーパー1年生」と呼ばれる選手はいるが、今回は例年にも増して数多くの1年生の活躍が期待されている。順大の三浦龍司は1区を走り、トップと31秒差の10位でたすきを渡した。

順天堂大・三浦龍司

 箱根駅伝でも、驚かせてくれるのではないか。順大の三浦龍司(1年)には、そんな期待を抱かずにはいられない。三浦も「箱根は強い選手もいると思うけれど、走りで存在感を見せたい」と気合十分だ。

 大学駅伝の世界で最初に度肝を抜いたのは、2020年10月にあった箱根駅伝予選会だった。

 予選会はハーフマラソンで競うが、初めてのハーフマラソンとは思えない落ち着きぶりだった。20キロを過ぎたあたりで、前方の選手をどんどん抜いていき、日本人トップでゴールした。1時間1分41秒は、マラソンの日本記録を持つ大迫傑が早大時代に出したU20の最速タイム1時間1分47秒を上回る記録だ。

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 さらに、約2週間後の全日本…

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