「もうヤミ営業するしか…」 時短応じぬ店主の言い分

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矢島大輔
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 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、大阪市内で酒類を提供する飲食店への営業時間の短縮要請が、1月11日まで延長された。だが営業終了を求められる午後9時を過ぎても、深夜まで明かりがともる店も。年の瀬に苦境にあえぐ店主らの思いは――。(矢島大輔)

 大阪の繁華街・ミナミ、12月下旬の午後10時。まだあちこちの店でネオンサインはともったまま。行き交う酔客の姿も見られた。

 とある居酒屋の男性店長(34)は、午後9時以降も営業することにしたと取材に明かす。「もう耐えられない。従業員や家族の暮らしがかかっている」。こう訴えた。

 4月に「緊急事態宣言」が出た時は休業し、約20人いたアルバイトを全員解雇せざるをえなかった。大阪府が8月に時短を要請した際は「デリバリー」に活路を求めたが、配達業者も需要が高まって余裕がなく、断られた。やむを得ず昼営業に絞ったが赤字に。大阪市内にあった系列の2店舗は閉店に追い込まれた。

 そして今回。大阪府は11月末に再び時短を要請した。かき入れ時のはずの12月の客は昨年比で8割減に。店の賃料や光熱費は、1日あたり4万円(16日以降)と、要請に応じた期間ごとに支給される上乗せ分20万円の協力金ではまかなえない。「頭がパンパンになるまで打開策を考えたが、ほかに打つ手がない」と、要請に応じないことにした。

 すると、「医療現場が大変なのに心が痛まないのか」と苦情の匿名電話が何度もかかってきた。「おびえながら、ビクビクしながらやっている」。そう胸の内を明かした。

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 別の居酒屋はシャッターを半…

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