富士通社長 NTT・NEC連合参加は「選択肢の一つ」

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鈴木康朗
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 富士通の時田隆仁社長は23日、朝日新聞の取材に応じ、高速移動通信方式「5G」で資本業務提携したNTTとNECの2社連合について、「一緒にやることも選択肢の一つ」と述べた。外国企業と連携する可能性にも触れ、「いろんな組み方があり、検討しているところだ」とした。

 世界的にインフラ整備が進む5Gや、2030年代に実用化が見込まれる6Gの機器の開発などでNTTとNECは今年6月に提携し、海外市場への売り込み拡大を目指している。時田社長はNTTなど複数の通信会社と「コミュニケーションはとっている」として、「色々なやり方がある」と、資本を含めた提携も検討していると明かした。富士通はエリクソン(スウェーデン)と2018年10月に5Gで戦略的な提携を結んだことによって「NTTドコモに、両社で一緒に基地局を納めている」としつつも、「成果はこれから、というところもある」と語った。

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