安倍氏の国会説明「公開の場で」70% 朝日世論調査
19、20日に朝日新聞社が実施した全国世論調査(電話)で、「桜を見る会」の夕食会の費用の一部を安倍晋三前首相側が負担していた問題について聞いた。この問題に対する安倍氏の国会での説明を「国民が見られる公開の場でやるべきだ」は70%、「そうは思わない」は23%だった。
「公開の場で」は男性68%、女性71%。年代別では30代のみ58%、ほかの世代はすべて6割を超えた。内閣支持層は59%、内閣不支持層では86%にのぼった。自民支持層は60%が「公開の場で」と答えた。無党派層では74%だった。
この問題をめぐり、自民党は年内にも、衆参両院の議院運営委員会を軸に、安倍氏が説明する方向で調整に入った。ただ、通常は非公開の議運委理事会での説明を視野に入れる自民に対し、野党側は安倍氏を公開の予算委員会に参考人として招致することなどを求めている。
調査方法
調査は無作為に作成した電話番号にかけるRDD方式で実施し、固定、携帯合わせて1521人から回答を得た。回答率は固定53%、携帯45%。質問と回答は22日付の朝刊に掲載予定です。