介護報酬0.7%引き上げ コロナで利用控え・収支悪化

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山本恭介
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 政府は、2021年度からの介護報酬を0・7%引き上げる方針を固めた。プラス改定は前回18年度の改定に続き、2回連続となる。新型コロナウイルスの影響による利用控えなどで介護事業所の収支が悪化していることから、前回を上回るプラス幅で報酬を増やし、経営を後押しする。

 介護報酬は介護保険サービスの公定価格で3年に1度見直しており、週内に正式決定する。介護報酬を引き上げると介護事業所の収入が増え、介護職員の待遇改善につながる。一方、サービス利用者の自己負担が増し、40歳以上が支払う保険料も増える。前回は6年ぶりのプラス改定で0・54%の引き上げだった。

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 今回の改定では、財務省が当…

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