恐竜似の人気爬虫類、後たたぬ違法捕獲 規制強化へ
戸田政考
見た目が恐竜に似ていて人気のトカゲモドキやイボイモリは沖縄や奄美大島、徳之島などにだけ生息している貴重な爬虫(はちゅう)類と両生類だが、違法な捕獲や輸出が後を絶たないため、環境省は国際取引の規制を強化する。
具体的には、ヤモリの仲間のクロイワトカゲモドキなど6種とイモリのイボイモリをあわせた計7種を、絶滅のおそれがある野生動植物の取引を定めたワシントン条約の「付属書3」に掲載するように条約事務局に要請した。
これら7種は絶滅のおそれがある野生生物をまとめた環境省のレッドリストに掲載されている。2015年以降、国内法で捕獲や日本からの輸出はできなくなっているが、いったん国外に出ると野放し状態だ。
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同条約の付属書3に掲載され…
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