来夏、4連休+3連休に 東京五輪の改正特措法が成立
小野太郎
東京五輪の来夏への延期に伴って祝日を変更するため、改正東京五輪・パラリンピック特別措置法が27日の参院本会議で与野党の賛成多数で成立した。2021年7月23日予定の五輪開会式の前後は4連休に、8月8日予定の閉会式前後は3連休になる。
21年の祝日は法改正により、開会式にあわせて「海の日」が7月22日に、「スポーツの日」が同23日に移る。閉会式に合わせて「山の日」が8月8日となる。
祝日変更はもともと、今年の五輪開催を想定して観光客増などによる交通混雑を緩和するため、通勤・通学や経済活動を抑えるための措置だった。参院文教科学委員会は26日、新型コロナウイルス対策を「重要な課題」とし、感染防止対策や検査・医療体制の充実を図るよう政府に求める付帯決議も可決している。
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