2年連続で巨人―ソフトバンクの顔合わせとなったプロ野球の日本シリーズが21日、幕を開ける。最大でも7試合の短期決戦では、シーズンで大活躍した選手が力を発揮できずに終わることも少なくない。いわゆる「逆シリーズ男」は、特に打者に生まれがちだ。カギとなる相手選手をいかに眠らせたままにするか。バッテリーの腕の見せどころだ。
徹底マークで相手の主力打者を封じた日本シリーズとして今も語り継がれるのは、1995年のヤクルト―オリックスのシリーズだろう。
この年、打率3割4分2厘で2年連続の首位打者を獲得したオリックスのイチローに対して、野村克也監督率いるヤクルトの捕手、古田敦也は徹底して高めを攻めた。
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クリーンヒットだけでなく…
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