算数も図工も英語で 公立小が挑む「イマージョン教育」

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角拓哉
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 愛知県豊橋市の市立八町小学校が、各教科を英語で教える「イマージョン教育」に取り組んでいる。狙いは、世界で活躍できるグローバル人材の育成。市教育委員会によると、算数などの主要教科に導入した公立小学校は全国初という。

 「Let me try(私にやらせて)!」

 小数の割り算やかけ算を学ぶ4年生の算数。答えを聞かれた子どもたちが、次々と手を挙げた。

 かけるは「times」、割るは「divided by」、小数点は「point」。英語が話せる日本人教員と、外国籍の教員「NET(Native English Teacher)」の2人で授業を進めるが、子どもが首をかしげる場面では、日本語で説明する。この日は文章題にある「aquarium(水族館)」や「weigh(計量する)」を全員で復唱して覚えた。

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 豊橋市は2005年、国から…

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