劣後ローンなど1兆円規模で検討 みずほ銀行・藤原頭取

有料記事

箱谷真司
[PR]

 みずほ銀行の藤原弘治頭取は朝日新聞の取材に応じ、新型コロナウイルスの影響に苦しむ企業など向けに、資本を厚くするための資金拠出を1兆円規模で検討していると明らかにした。

 融資の一部が資本とみなされる劣後ローンや、議決権のない優先株などとして出す。実施済みも含めて約40件を想定。「企業を支えたり産業再編を促したりするため、戦略的・選別的に活用したい」と話した。

 コロナの影響で損失が増えて財務が悪化すれば追加借り入れが難しい。企業は資本増強を迫られている。買収などのために資本を厚くする要望もあるという。

ここから続き

 劣後ローンは返済順位が低く…

この記事は有料記事です。残り441文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら