危険ドラッグ所持、容疑の医師ら逮捕

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 危険ドラッグを持っていたとして、警視庁は、医療法人社団理事長の医師(50)=千葉県市川市=ら2人を医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで逮捕し、5日発表した。

 医師は複数の医療法人や社会福祉法人の理事長を兼務し、首都圏や群馬県福島県で病院や老人ホーム、保育園の運営に携わっている。

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 組織犯罪対策5課によると、2人は9月13日、JR高崎駅(同県高崎市)で、医療以外の目的で所持を禁じられた指定薬物を含む粉末や植物片約10グラムを持っていた疑いがある。

 また、警視庁は2人に危険ドラッグを販売したとして、埼玉県狭山市柏原の行政書士森政敏容疑者(33)ら2人も同法違反(業としての販売)の疑いで逮捕した。中国から輸入した材料で危険ドラッグを製造し、ネット上で売っていたという。警視庁はこれまでの5年間に約2億3100万円を売り上げていたとみている。

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