投票日「家にいましょう」 電話1千万件、FBIが捜査

有料記事アメリカ大統領選2020

ワシントン=野上英文

 米大統領選で投票日の3日までに、有権者を投票に行かせないようにするために「ステイホーム」とのメッセージや、うその情報を流す電話が相次いでいたことがわかった。全米で計約1千万件に上るとされ、連邦捜査局(FBI)は、選挙への妨害行為にあたるとして捜査に乗り出した。

 地元報道によると、電話主は名乗らず、コンピューターで合成されたような音声で「安全を確保して家にいましょう」と短く呼びかけたという。

 ミシガン州の州務長官はツイッターで、「投票所が混んでいるので明日投票するように」との偽情報を流す電話がかかっているとして注意を呼びかけた。

 3日朝に電話を受けた有権者…

この記事は有料記事です。残り203文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

アメリカ大統領選2020

アメリカ大統領選2020

共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の2候補によって争われる11月3日のアメリカ大統領選。最新の発言や取材から、両候補の動きを追います。[もっと見る]